進捗:このネタをやりたいが為だけにコメ返動画作ってます。
お借りする素材:im9298172/nc185261 |
同時にチマチマ解説と劇場も進めてます。劇場はひじき祭に上げたいところですね。
それはさておき。
この前の動画で興味深いコメントを見かけました。
Sci…?なにそれ知らない。
SciSpaceとは。
いやマジで情報少なくって、詳しい使い方なんざ知りませんが、論文を要約してもらうだけならすぐ出来そうです。
SCISPACE画面 |
検索欄に論文タイトルを入力。(PMIDとDOIだと出てきませんでした。)
動画で紹介した論文が出て来たので、それをクリックしたところが下の図になります。
デキサメタゾンの論文 |
用意されているテンプレ質問をしてみる。
• この研究からは、Covid-19患者において、デキサメタゾンの使用は、ランダム化時に呼吸支援を受けている患者において死亡率を低下させる可能性があることが示唆されました。また、ランダム化時に呼吸支援を受けていない患者においては、デキサメタゾンの使用は死亡率を低下させなかったという結果が得られました。
自分で考えて質問してみる。
返答がこちら。
• この研究からは、軽症患者にデキサメタゾンを投与するメリットは見られませんでした。ランダム化時に呼吸支援を受けていない患者においては、デキサメタゾンの使用は死亡率を低下させなかったという結果が得られました。
さらって答えてきましたよこのAI.
葵ちゃんがゆかりさんにした質問をしてみる。
「何故呼吸管理を受けていない患者だと死亡率が改善されないのですか?」って聞いてみました。葵ちゃんがゆかりさんに聞いた奴ですね。人間なら答えられますがAIにはどうk
• 呼吸管理を受けていない患者においては、デキサメタゾンの使用が死亡率を低下させなかったという結果が得られました。これは、Covid-19による肺損傷が、免疫反応による炎症性臓器損傷によって引き起こされる可能性があるためです。デキサメタゾンは、炎症性臓器損傷を抑制する可能性があるため、患者が呼吸管理を受けている場合にのみ有効であると考えられています。
答えられるんですねぇ・・・。すっげ(小並感)
論文に書いてない事について質問してみる。
• RECOVERY試験の結果から、デキサメタゾンはCovid-19患者において呼吸支援を受けている患者において死亡率を低下させる可能性があることが示唆されました。一方、モルヌピラビルはCovid-19患者の治療効果を評価するための試験では使用されていません。したがって、軽症患者に適しているのはデキサメタゾンの方が優れていると考えられます。
モルヌピラビル (ラゲブリオ)は軽症患者に使う薬なので、この返答は違いますね。当たり前ですが論文に書いてない事の質問は無理そうです。
PDFでアップロードしてみる。
PANORAMIC試験は、英国国内の多施設からの年齢50歳以上または関連する合併症を有する18歳以上の被験者を対象としたオープンラベル、マルチグループ、プロスペクティブ、プラットフォーム適応的無作為化比較試験です。被験者は、確認されたCOVID-19の症状が5日以内であることを条件として、ランダムに(1:1)molnupiravir 800mgを2回毎日5日間投与するか、または投与しないかを決定しました。ランダム化は、年齢(50歳未満vs 50歳以上)および接種状況(ありvsなし)によって層別化されました。
Q.参加人数は?
PANORAMIC試験の参加者数は、合計で300人です。
Q. 参加者の持病は?
PANORAMIC試験の対象となる参加者は、年齢50歳以上または関連する合併症を有する18歳以上の被験者です。
→ Ask a follow up questionをクリックしてさらに質問。「関連する合併症の、具体的な名前は?」
PANORAMIC試験の対象となる参加者は、年齢50歳以上または関連する合併症を有する18歳以上の被験者です。関連する合併症とは、心血管疾患、肺疾患、腎疾患、糖尿病、免疫抑制状態などがあります。
Q.結果は?
PANORAMIC試験の結果、molnupiravirを投与した参加者は、投与しなかった参加者に比べて、COVID-19による入院や死亡を有意に減少させることが示されました。また、molnupiravirを投与した参加者は、投与しなかった参加者に比べて、早期かつ持続的な回復を有意に早く達成しました。
→ Ask a follow up questionをクリックしてさらに質問。「具体的には何割減少させることが出来たの?」
PANORAMIC試験の結果、molnupiravirを投与した参加者は、COVID-19による入院や死亡を有意に約30%減少させることが示されました。
Q. どのようなバイアスがありますか?
- PANORAMIC試験では、被験者が自己記入オンライン日記を用いてCOVID-19の結果を追跡しました。このため、被験者の記入ミスや偏りなどのバイアスがある可能性があります。
- また、投薬前後のウイルス量を測定するためのサンプルサイズが少ないため、結果にバイアスがかかる可能性があります。
- さらに、投薬前後の検査結果を比較するために、被験者の健康状態が均一であることを確保する必要がありますが、そのような確保ができない可能性があります。
一番上の質問をしたのが3:37で、一番下の質問をしたのが3:48なので、10分くらいですね。英語の論文を10分でここまで把握できるのは私からしたら考えられないスピードです。凄いなホント。
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